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十四歳のナイフ ―――ガゼット様より

2007.06.06 (Wed)
十四歳のナイフ

嗚呼、今日もまた晴れた青空がうざい
汚染蝕人ゴミに押し潰されそう
今日もただ苛立つ自分に腹が立つ
消えて呉れ これ以上俺を殺さないで呉れ
嗚呼、加速する思春期故の衝動
どうせ周りは俺なんか見ちゃ呉れない
真面目ぶる事に疲れてしまった
もう、お別れさ。 日の当たらない「僕」
目を閉じれば思い出すアスファルトの首、滲む紅
Man//nElLy化したテレビはやがて
俺の名前で埋め尽くされる

愛や優しさなんて裏切りの前戯さ
だからもう誰にも愛されない様に
透明な存在に、不要品になろう
そうしたら今よりもずっと楽だろう

嗚呼、加速する思春期故の衝動
どうせ周りは俺なんか見ちゃ呉れない
真面目ぶる事に疲れてしまった
もう、お別れさ。 日の当たらない「僕」
うざく晴れた昼下がり
赤いサイレン 愚鈍な大人
両手首に 法的拘束冷たく滲む
耳を澄ませば聞こえる
幼き悲鳴 断切バラード
モザイク越しのクラスメイトは
「まさかあいつが?」とカメラに言った

人を壊す事で癒やされてた俺は
罵声の中新しいステージに向かう
モノトーン車窓から微かに見える桜
気づけば街一面 春が咲いていた
十三年後の俺へ笑えているかい?
きっと何かに気付き変われてるかもしれない
俺はまだ生きている罪を見つめながら
うざく晴れた青空が見えぬこの監獄で

懲役十三年 仮退院まであと一年と四カ月
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